ブーゲンビリアの
花が咲いた
給水塔の
上で
迷い星を
探している
皺枯れの空
まで
居場所
が無い
絵本
も無い
コウノト
リは
赤ん坊を連
れ去り
消えた
君の悪い
夢
も
私が全部食
べてあげる
痛
いの痛
いの
飛んでいけ
安らかな
歌声を
ブーゲンビリアの
花が咲いた
給水塔の
上で
夜明けは紫
陽花の様
眠る水脈は透
明に
震え
ては
聞こえ
ない
ふりを
まどろ
みが
君を傷付け
て止ま
ないんだ
思い出の
話
を
語っておくれよ 曖
昧な格好で
洒
がれた
闇さえ
飲干して
息を吐く
淡い声
ああ 輪郭
を失っ
てしまっ
た
君だけ
に子
守歌を!
君の悪い夢も私が全部食べてあげる
その涙で胸が痛い
の
余りに残
酷
で
溺れた夜も
側にいてお
く
れ
この
朝に
二人
夢を見た
飲み込むのが
怖い程
光を呑んだ
淡い夢

